世界各国の最先端技術を紹介し交流を深める日本国際博覧会!
2025年の万博の開催が大阪に決まったのが2018年!
2005年に開催された愛知・地球博!愛知万博に続き20年ぶりに日本での開催となり、大阪での開催は1970年以来55年ぶりの開催となります!
そんな世界規模の大イベントとなる大阪万博!
開催まで2年を切った今、ネットで検索すると“中止”というワードがでてきます!
開催がやばいと噂される理由は何なのでしょうか?
今、どのような現状で、問題点は何なのでしょうか・・・
この記事では、大阪万博2025中止理由がやばい?現状と問題点は?と題し、その真相について紹介していきます!
最後までお楽しみください!
目次
大阪万博2025中止理由がやばい?
ネット上で、大阪万博中止というワードを目にしますが、正式に中止が発表されているわけではありません!
中止の噂がながれた最初の要因としては、世界的に感染症が広がり参加国の誘致の遅れや、資材価格高騰によるものから開催できるのか?という噂が流れたものからのようです!
参加国の誘致については150の国・地域、25の国際機関の公式参加を目標としており、2023年3月24日時点で153か国・地域・8国際機関になり、国・地域については目標を達成できたようです!
それでもなぜ中止の噂や中止を希望する声があるのでしょうか?
その理由について詳しく紹介していきます!
大阪万博入場券が高すぎる?
大阪万博の入場券の基本料金は大人7,500円に決まりました!
この金額、高いと思いますか?安いと思いますか?
ちなみに今回の入場料は過去の万博と比べても割高となっています!
当初2019年12月に博覧会国際事務局(BIE、パリ)に提出した登録申請書には、入場券の想定価格を44ドル(当時のレートで約5,000円)と記載していたそう。
しかし、2022年時点で入場券を6,000円とする案が浮上し、最終的に7,500円で決まりました!
過去開催された2005年の愛知万博と比べてみました!
万博名 | 入場料(基本料金) | 来場者数 |
2005年愛知万博 | 4,600円 | 2,205万人 |
2025年大阪万博 | 7,500円 | 3,036万人(見込み) |
入場料については、愛知万博の1.5倍ほどの値上げとなります。
値上げの要因としては、物価高や警備強化の影響から、運営費が当初想定より数百億円規模で膨らむ見通でこの金額になったようです!
数百億もの金額が追加でかかるとは、何にどれだけの金額がかかるのか桁が違過ぎて想像もしずらいです。
昨今は、さまざまな影響などで物価の高騰は今も続き、身近な生活用品や食品の価格高騰により私たちの生活にも大きな影響を与えていますもんね。
警備強化に関しては、韓国での雑踏事故を受け、会場内の警備員を増やすなどの混雑対策を強化する必要が生じたこともあるようです。
20年前とは物価も違い、人件費も上がり、消費税も当時は5%と違う点がいろいろあるのでわからなくもないですが、家族全員で行くとなるとチケット代だけでもかなりの出費になるので少し躊躇してしまう金額ではありますね。
このチケット代は人気テーマパークと比較した上で決めたそうです!
参考テーマパーク | 入場料 | 備考 |
東京ディズニーランド | 7,900~9,400円 | 日にちにより変動制 |
ユニバーサルスタジオジャパン | 8,600~10,400円 | 日にちより変動制 |
その上で、8,000円という考えもあったようです!
しかし2023年春から国や大阪府などとの調整を本格的に始めたところ、高いという声があり最終的に7,500円に決まったようです!
それは、当初4,000円予定が6,000円、8,000円とどんどん値上げしていったら高いと思ってしまいます!
比較材料となった、ディズニーリゾートやユニバーサルジャパンは行ったら絶対楽しめる!という確信があるのでこの金額でも何度も行ってしまうものです!
大阪万博も7,500円支払ってでも絶対に行きたい!
もう一度行きたい!
と思わせる内容であればこの金額を払ってでも行きたいとなるので、どれだけの魅力付けをでき、プロモーションできるかが重要となりますね!
しかしながら、世間の声としては
この入場料で来場目標達成できるの?
大赤字で終了しない?
赤字になったらその分はどこで補填するつもり?
このような不安が聞こえることから中止の声があるようです!
ただ、前売券や子ども料金の設定があり、最安値は4000円で入場でき子ども料金の最安値は1,000円です。
大人(18歳以上) | 中学生(12歳~17歳) | 子ども(4歳~11歳) | |
基本料金 | 7,500円 | 4,200円 | 1,800円 |
前売券(会場中入場可) | 6,000円 | 3,300円 | 1,500円 |
前売券(4/13~4/26入場可) | 4,000円 | 2,200円 | 1,000円 |
万博開始すぐが一番安く入場券も購入できるので最初に入場者を増やし盛り上げたいという意図を感じられます!
大阪万博チケット関西企業に購入を要請!
高額となったチケット代で目標人数を達成できるのか?という不安は運営側も感じているようです!
関西の有力企業で構成する関西経済連合会が主要企業に前売りチケットの購入を依頼しているとのこと。
その主要企業と言うのが、万博の実施主体である日本国際博覧会協会(万博協会)の副会長も務め、関西経済連合会の会長となる松本正義氏と副会長16名が所属する企業に前売り券の購入を求めているそうです!
しかも、大人6,000円の前売り券を1社あたり15~20万枚の前売り券を購入するよう求めているとか・・・
計算すると購入額は1社あたり約9~12億円!
各企業が購入すれば合計額は150~200億円という金額になります!
依頼された企業側も立場上断ることはできないので購入することになるのでしょうか?
こんなに莫大な金額の前売りチケットの購入を依頼しなければならない大阪万博
心配の声がでても仕方ないと言えますね。
大阪万博キャラクターがやばい?
大阪万博で世間をにぎわせているのが、公式キャラクターの「ミャクミャク」です!
かなりインパクトのあるキャラクターですが、ネット上でも賛否両論が起こっています!
「かわいい」「愛着がわく」と好意的な声もあるようですが、「気持ち悪い」「候補案の中で一番嫌」などの拒否反応も多くあります!
左右非対称で目が5つとかなり特徴的なキャラクターですよね!
私もはじめてみたときは、ウルトラマンの悪役怪獣ににでてきそうなキャラクターだなと思ったのが本音です。
製作者 大阪市のグラフィックデザイナー、シマダタモツさん(55) コンセプト 「セル(細胞)」をイメージした赤い円を連ね、万博のテーマ「いのちの輝き」を表現し、1970年大阪万博のシンボル「太陽の塔」にも影響されて作成したデザイン
かなり独創的なデザインで、印象に残り否定的な声もあるとはいえ注目を浴びているのは確かです!
大阪万博の顔となり、グッズ販売にも影響がでてくる公式キャラクター。
子どもたちに興味を持ってらもうためにも、もう少しかわいらしいものにした方がよかったのでは?
というのが正直な意見ですが「グッズが販売されたら買いたい!」という声もちらほら!
このキャラクターが吉と出るのか凶とでるのか?
そのうち愛着がわいてかわいいと思う日がくるのでしょうか・・・
大阪万博2025現状と問題点は?
ネガティブな意見についつい目がいってしまう大阪万博ですが、世界的なビックイベントです!
できれば成功してもらいたいし楽しいイベントになってもらいたいですよね!
ここからは大阪万博の現状はどうなっているのか?
実際の運営の中で何が問題点となっているのかについて調べてみました!
大阪万博の現状
大阪万博は、2025年4月13日~10月13日半年間開催され、会場は大阪の夢洲となっています。
アクセスが悪いと言われることもあるようですが、大阪万博に向け大阪メトロ中央線の夢洲駅(仮称)が開通予定となっています。
大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。
コンセプトは未来社会の実験場として世界中からさまざまな取り組みを持ち寄り、SDGsの達成とその先の未来を描き出すことです。
主な催事内容を紹介します。
- 世界各国・地域、国際機関による50を超えるパビリオン
- 国内企業や団体による13の民間パビリオン
- 8人のプロデューサーがそれぞれ指揮を執るシグネチャーパビリオン
- 日本政府による「日本館」や、大阪府と市の「大阪パビリオン」など
- さまざまなイベント
- 最先端技術の体験
海外からは、153の国と地域が参加を表明していて、100を超えるパビリオンでは、気候変動など地球規模の課題の解決に向けた最新技術をはじめ、医療や暮らしの未来像などが展示される予定です!
中でも、会場と大阪市内や関西空港との間で商用飛行の計画がある「空飛ぶクルマ」は注目されています!
地上の混雑に関係なく移動できるため、従来の移動のあり方を大きく変える未来像を体感できるかもしれないとなると期待が膨らみます!
空飛ぶクルマは世界市場規模が2050年にはなんと、180兆円まで広がると予測もあるそうです!
ですが、本当に安全に飛ぶことができるのか?交通ルールは同のように作っていくのかなどやはり課題もあります。
大阪万博の会場の工事も2023年4月以降から着手され、2025年4月の開催前まで続く予定で現在も会場設備工事を進めている最中となっていますが、工事の大幅な遅れが懸念されているのが現状です。
大阪万博の問題点 パビリオンの入札不成立
追記
2023年8月に入札不成立となっていたすべてのパビリオンが入札されたとのこと
落札価格は入札のやり直しが続き、予定価格が引き上げられる事態に
最終的な落札価格は予定価格と比べ10件で計約69億5,000万円の増額となりました
大阪万博の準備が進む中で、問題視されているの一つがパビリオンなど施設の建設工事の入札不成立です!
入札不成立 参加企業の応募数が足りない、落札企業が1社も出なかったり等、何らかの事情で入札が不成立になること
パビリオン建設についても、建設資材の高騰や技術的な課題によって、1回目の入札が成立しなかった施設は10件もあったそうです!
中には、資材の変更や設計の見直しなどを行い、2回目以降の入札で成立した至ったものもあるようですが、現在も入札が成立していないものもあるとか・・・
この問題には東京オリンピックで問題となった電通の影響もあるようです!
オリンピック絡みの談合事件で逮捕者が出た電通は、1年間の指名停止となっていてその間は入札参加を認めない事態となっています。
建設から運営まで得意な業者を把握しているのが電通であることから、電通が不在ではこれまで以上の手間や時間がかかるかもしれないという関係者の声があります。
大阪万博の問題点 膨らむ建設費用
膨らんでいく建設費の要因には、物価高だけでなく4月~10月開催のため真夏の暑さ対策などの設計変更や、混雑時の対応や不審者への警備体制の強化も必要となっていることです。
また、物流業界や建設業界では時間外労働の規制も強くなっていて、人手不足が深刻な問題となっていることから工事を予定どおりに完了できるかについても心配の声が聞かれます!
建設費の問題については、当初の1250億円から約1.5倍の1850億円に引き上げられ、費用をどのように抑えるかは大きな課題となっているようです!
追記
23年10月20日、会場建設費を500億円増の最大2350億円とする試算を公表
20年にも会場建設費は当初の1250億円から1850億円に上振れしており、2度目の増額で当初試算の約1.9倍に!
さらに国民の負担が増えることになりました。
大阪万博にかかる費用が多額なため、失敗となったときのしわ寄せはどこに?どうやって赤字分を取り戻すのか?など不安の声や、心配の声が出るのは当たり前ですね。
中止の声が出るのもわからなくはありません。
大阪万博2025まとめ
今回は、大阪万博2025中止理由がやばい?現状と問題点は?というテーマで大阪万博についてご紹介させていただきました!
中止の声がでたり、開催するのはやばいのでは?
という不安の声や心配の声がでる理由があるとはいえ、大阪万博に行ける!
と楽しみにしているという方もありましたが、ここにきて不安の声の方が多くなってきているのは確かです。
ミャクミャクも2025年の大阪万博を盛り上げるため色々なイベントなどに参加していますし、道路のマンホールにミャクミャクが描かれていたり、ナンバープレートに描かれていたり。
開催に向け大阪万博のPRは加速していますが、その反面国民の不安が広がっています。
開催までいよいよ2年をきり、現状としては会場の建設もはじまった大阪万博。
問題点が多く残る大阪万博はもう中止という判断はできないのではないでしょうか?
今ある問題点が払しょくされ、2025年大成功となることを願うしかありません。