おでかけ

台風で新幹線影響は?止まる基準はどうなる?

AD

台風で新幹線影響は?止まる基準はどうなる?

新幹線を使って遠出をする予定がある際に、台風が日本に接近していると耳にしたら新幹線への影響はあるのか?ちゃんと目的地までいけるのか心配になりますよね!

台風は夏から秋にかけて多く発生するイメージがありますが、その年次第で発生頻度は大きく変わります!

特に台風が多く発生しやすいと言われる7月~9月は、夏休みなどの行楽シーズンということもあり新幹線を使って遠出の旅行を計画する方も多い時期です!

前々から予定していた旅行となると、お天気だけは読めないので台風の発生のニュースをみると、行けるかいけないかヒヤヒヤしてしまいます。

そんな気持ちの中、慌てて行動をしてしまうと、予期せぬことが起きてしまうかもしれません!

そんなことが起こらないように、台風による新幹線への影響や新幹線が止まる基準を把握しておくことにより、万が一遅延や運休の可能性が出てきた際にも、ほかの手段を考えたり落ち着いて状況に合わせた対応をすることができます!

どんな影響があるのか?基準があるのかまとめてみましたので最後までご確認ください!

台風による新幹線への影響は?

台風による新幹線への影響は?

ニュースなどで“大型で強い台風が日本列島に接近しています”こんな言葉耳にしたことがありますよね。

そのほかにも最近よく耳にする“観測史上最大の風力”や“災害級の大雨”などの大きな被害が見込まれる恐れがあるかもしれません。

台風が接近して、強風や大雨の影響により安全な運転が困難になる場合は、鉄道各社は安全を最優先に考える必要があるため新幹線にも影響がでてきます!

徐行運転による影響

新幹線の台風時の徐行運転とは、台風接近や通過に際の安全を確保するために行われる運転制限です!

新幹線は通常運行時、主な区間を200km以上のスピードで走ります!

最高速度は東北新幹線の「はやぶさ」「こまち」で320km/h(宇都宮~盛岡間のみ)とすごいスピードで走り抜けます!

それが徐行運転になると、140kmや120kmなどその時の状況により、速度が規制されていきます。

半分に近い速度に減速して走るとなると区間にもよりますが、30分から長いと1時間以上の遅延が予想されます。

時間に余裕をもって動かないといけませんね!

運転見合わせや運休による影響

運転見合わせと運休って違うの?

違います!言葉が似ているので同じように思いますが、意味合いが全く違うので押さえておきましょう!

ポイント

運休とは・・・列車の運行の中止が確定したことをいうので、運休が発表されると再度運転することはない

運転見合わせとは・・・現在運行が停止しているが中止は確定していない状態。状況次第で運転が再開する可能性がある

運休が発表された場合は、他の手段を考えたり、予定を変える必要がありますね!

また、運休の場合は新幹線のチケットの払い戻しが可能なので安心してください!

計画運休による影響

計画運休とは、台風などによる被害をできるだけ小さく留めるために、事前に予告した上で一部またはすべての運行を中止することです!

計画運休への理解が深まってきたのはここ数年のことではないでしょうか?

計画運休は急な運休で混乱を招くことを防ぐため計画運休を行う場合、運休計画を発表する必要があり下記がモデルケースとなっています。

ポイント

2日前(48時間前)に計画運休の可能性を情報提供

前日(24時間前)に具体的な運休計画の情報提供をする

実際に2019年8月15日というお盆まっただ中で台風が発生した際に、山陽新幹線などが計画運休を行った例もあります!モデルケース通り2日前から計画運休の可能性について告知が行われ、帰省ラッシュの中でも目立った混乱はみられなかったそうです!

事前に運休とわかっていると、予定も変更しやすいですね!

台風で新幹線が止まる基準はどうなる?

台風で新幹線が止まる基準はどうなる?

実際にどの程度の台風の影響で新幹線の運行に制限がかかるのか調べてみました!

ただし具体的な基準については、その時の天候や状況・各路線の運営会社によっても異なるようです!

台風到来時に調べる際はご利用される運営会社の公式ウェブサイトや交通情報で最新の情報を確認してください!

新幹線の運行情報・運休情報:JR東日本 (jreast.co.jp)

東海道・山陽新幹線運行状況 (jr-central.co.jp)

JR西日本列車運行情報 (westjr.co.jp)

風の強さによる基準

新幹線が風の強さにより制限がかかる基準は、運営会社や走行区間などの状況によって異なりますが一般的にな基準の一部を紹介します!

東海道新幹線・山陽新幹線(JR東海・JR西日本)最大瞬間風速が25メートル/秒(約90キロメートル/時)を超える場合運行が制限される場合がある
東北・上越新幹線(JR東日本)最大瞬間風速が20メートル/秒(約72キロメートル/時)を超える場合に運行が制限される場合がある
上記は一例となっているので、風速だけでなく、風の向きやその土地の状態・天気予報などによっても変わってくるので最終的な判断は運営会社の判断によって変わってくるようです!

何と言っても安全が第一ですからね!それ以下の風速でも危険がある場合は徐行運転などの制限がかかる場合もあるようです!

基準は分かったけど、風速20メートルの風ってどんな風なの?

風速20メートルの風とは 外に出たら危険だ!!思うくらい強い風です!ほとんどの都道府県で警報がでるほどの風で、古い家なら瓦が飛んだり、石や植木鉢が飛んできてガラスが割れたりするくらい強い風となります!

雨の量による基準

新幹線は雨の量だけによる直接的な基準は存在しないようです!ただし、台風のときのように大雨や豪雨の場合は線路に水がたまったり、新幹線の運行に影響がでる可能性があるので安全確保のために速度制限などの運行制限がかかる場合があります!

雨の量による制限も風の強さ同様、状況によりかわってくるので基準などは運営会社によってことなります。

例として1時間に50mmの雨が降った場合速度制限がかけられ徐行運転になることがあるようです!

1時間に50mmってどんな雨?

気象庁の表現で言うと、非常に激しい雨です!20~30mmの雨でも土砂降りの雨と思うので、50mmとなるとまるで滝のように降る雨です!

身の危険がある雨といえます!

そこまでの雨の量の台風は相当な勢力の強さと考えられますね。

雷の発生による基準

雷の発生は新幹線にとって、電気設備や通信システムに影響を及ぼす可能性があるため安全確保のために、運行制限がかかる場合があります!

雷の活動が激しい場合は、新幹線の安定性・安全性を保つために速度を落として走行したり、もっと深刻な雷の発生が予測される場合は安全な場所に停車し乗客への危険を最小限に抑えることが必要です!そのため場合によっては一時的に運転の見合わせや場合によっては運休をするこ可能性もあります。

新幹線に雷が落ちた場合、新幹線などの鉄道車両には避雷針というものがついており、雷はそこからレールを伝わって逃げるので直接乗客に被害がでることはほぼないと言われています。ですが、電気設備などに支障がでてしまったりすると停電が起こる可能性があるため安全措置が必要なのです!

台風で新幹線影響のまとめ

台風で新幹線影響のまとめ

今回は台風による新幹線への影響について紹介させていただきました!

台風が発生したときは、大前提として身の安全を確保し、無理をせず時間に余裕をもって行動することが大切です!

今回ご紹介した、新幹線への影響を頭に入れながら慌てず行動していただけたらと思います。

私も、仕事で毎月のように新幹線を利用していましたが、万が一に備え必ずペットボトルのお水など1本飲み物を買ってから乗車するようにしていました!車内販売があるとはいえ、自分の席に来るまで時間がかかったり、売り切れの可能性や販売が中止されたりなどもあるので飲み物だけは確保しておくと安心ですよね!

最近は情報社会ということもあり、さまざまな場所から情報を入手することができます!本日ご紹介した内容を踏まえ、必ず公式ページなど信頼できる情報から最新のものを確認して行動するようにしていただけたらと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました。

-おでかけ